2006年 05月 12日
みち |
Photo by EyesPic
奇妙な夢を見ました。
とある駅にいて、知り合いの人…といっても、1、2回くらいしか
話したことのない人が、この電車に乗ろう、と手招きをするのです。
私は、「ま、いっか…」と、半分投げやりな気持ちでその電車に乗ったのでした。
行き先は分かりません。
電車は、見知らぬ町の中を進んでいくんですが…
ここは、私の知っている風景じゃない。
私が知っているのは…
そこまで思った時、故郷の風景が浮かびました。
時々こんな風に、故郷のことを想って夢を見ます。
まだ、こころが残っているのでしょうか。
私は、自分の故郷を去ろうと思って去ったわけじゃない。
けれど、今の生活を選ぶよう強いられていたわけでもない。
私は、今自分が歩んでいる道を、まさに「ま、いっか…」そんな気持ちで
進んでいたのかもしれない。
半分、選んで、半分、流れに従ったのかもしれない。
突き進むしかないんだけど、ふとした拍子に思うことがある。
何で自分は、こんな所にいるんだろう、と。
過去のことを責めても始まらない。
いつもそんな風に考えている前向きな私だって、たまには…へこむ。
その夢は、どこの駅でも降りることなく、目を覚ましました。
多分きっと、今自分が進んでいる道と同じなのかもしれないです。
行き先は分からない。
風景は真新しく、見慣れず、違和感ばかり。
だけど電車に乗ったからには、進むしかない。
「幸せ」に繋がってるんだと信じて…進むしかないですね。
by yuu-kakei
| 2006-05-12 22:42
| 月